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新説ももたろうについての解説

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このお話は、本来のお話と設定やストーリーを変えています。そこで頭に『新説』と付け加え、別の物語であるという事にさせていただきました。設定の変更を行った意図は下記の通りです。
ちなみに下記内容はいわゆるネタバレ事項なのでご注意ください。

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このお話は、娘の通う保育園で紙芝居として使用されました。

沖縄の有名な楽器『三線』の奏者である姉が、娘の担任の先生と同級生で話が盛り上がりこの保育園で歌と紙芝居を披露することになったのです。
紙芝居の題材として、岡山県でもポピュラーな「桃太郎」が選ばれ、僕は紙芝居を作ることになりました。

さて、紙芝居を作るにあたって、僕は元の設定を変えてみようと思いました。そうすると、子どもたちは今までと違う展開に、
「あれ?知ってるお話と違うぞ。」
「この先どうなるのかな?』
と考え、お話に集中すると思ったからです。このお話には、桃太郎にはおなじみの『犬』『猿』『キジ』といったキャラクターたちが登場しません。そのかわりに、『猫』『ゴリラ』といった変わったキャラクターが登場し、個性豊かに活躍します。そして宿敵の『鬼』は仲間になって冒険に出るのです。猫はただ桃太郎が心配でついて来ているだけなので戦う気持ちは全くありません。鬼も、どちらかと言えばおとなしい性格で、戦士タイプの桃太郎やゴリラよりも、優しい猫と仲良しになり、舟の中では編み物をしていたりします。
ところが最後の戦いで絶対無敵の桃太郎は窮地に立たされます。それを救うのは戦いの苦手な、気持ちの優しい『猫』と『鬼』2人組の機転です。
子どもたちは、無敵のキャラクターが大活躍するお話が大好きです。でも、か弱いキャラクターが勇気を出して何かに立ち向かう姿も大好きです。なぜなら、できない事に挑戦する自分自身と重ねて見るからです。
このお話の中の桃太郎は無敵の存在で、自分でもその強さを自覚していて自信に満ちています。それでいて人に優しい。でもそんな人は稀です。つまり彼は子どもたちが抱く理想の姿で、猫と鬼こそが子どもたち自身の姿なのです。だから僕が子どもたちに見てほしかったのは、桃太郎の強さであると同時に、あの恐ろしい化け物ドラゴンに立ち向かった猫と鬼の勇気と機転でもあります。

この紙芝居の原画は娘の保育園に寄贈しましたので手元にございませんが、記念としてこのホームページで紹介させて頂きました。

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